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後期研修プログラム概要-糖尿病-

※耳鼻咽喉科、産婦人科と小児科は勤医協札幌病院での研修となります。

糖尿病 後期研修プログラム

2014年9月

研修目的

 糖尿病学に精通し、予防、診断、治療、教育に関する幅広い知識と実践力・指導力を身につけ、地域社会に貢献する。

3年間の糖尿病臨床研修

1年目

専門外来:家族歴・生活歴・食生活・肥満歴・職歴などを詳しく問診し、糖尿病の診断と病型分類に必要な検査を行なう。インスリン分泌能や抵抗性を判断する。
糖尿病外来教室の講義を担当する。
病棟:境界型からケトアシドーシスまでの各段階の治療を学ぶ。合併症の有無と進行度の判定をする。
神経学的諸検査(タッチテスト・振動覚・アキレス腱反射・R-R間隔・起立試験など)を行なう。
食事療法・運動療法を体験する。
医師・看護婦・理学療法士・栄養士・薬剤師・検査技師の合同カンファレンスに参加し、チーム医療について理解する。北海道勤医協糖尿病教育セミナーに参加する。

2年目

専門外来:慢性疾患医療の理論と方法を学び患者全体像を把握する。
糖尿病治療薬各種それぞれの理論と特性を習得し、個々の患者の治療目標を適切に設定した上で病態に即した処方を行い、その効果を評価する。特に低血糖の正しい対応を指導する。
病棟:糖尿病の病型分類と糖代謝状況を適確に把握し、治療法の選択に結びつける。
マクロアンギオパチーの有無と程度を評価する。
各種のインスリン注射療法(CIT,ICIT,CSII)の理論と自己注射器具(シリンジ、ペン型注入器、イノレット型、プレフィルド型、ポンプ)を用いた手技に習熟し指導する。SMBGを指導する。
Sick dayの理論と実際、対処法を学ぶ。

3年目

  1. 有痛性神経障害の治療
  2. 自律神経障害患者の治療と管理
  3. 腎不全患者の食事療法の指導と貧血・脂質などの全身管理
  4. 増殖性網膜症出現時の血糖管理
  5. 外科手術前の血糖コントロールのありかた
  6. 糖尿病性壊疽や下肢潰瘍などの足病変の治療と管理・指導

さらに、合併症の特殊型(糖尿病性単神経障害やネフローゼ症候群など)の治療と管理を学ぶ。糖尿病教育指導を行なう各職種から成るチームの質を向上させるべく、チーム内での牽引的な役割を担う。個人・集団指導のカリキュラムを作成・実施し、その効果を評価する。
糖尿病妊婦の治療と管理を習得し、妊娠・出産・産褥期の病態に応じたインスリン治療に習熟する。
当協会患者会の行事(食事会・調理実習・ウォークラリーなど)に参加し、それらの意義(患者教育およびチーム医療)を理解する。北海道勤医協糖尿病教育セミナーの実行委員となり、企画・運営する。
2年毎に開催される全日本民医連糖尿病シンポジウムにむけて日常の医療活動をまとめて発表する。
日本糖尿病学会北海道地方会に参加し、演題を発表する。

取得可能専門医

  • 日本糖尿病学会認定糖尿病専門医