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後期研修プログラム概要-内科-

※耳鼻咽喉科、産婦人科と小児科は勤医協札幌病院での研修となります。

内科 後期研修プログラム

当院内科の特徴

日本内科学会の認定医制度教育病院に指定されています。223床で、総合診療病棟(総合内科)、さらに呼吸器病棟(胸部外科含む)・循環器病棟(循環器外科含む)・消化器内科病棟・糖尿病内分泌・腎臓内科病棟(泌尿器科と耳鼻科の混合病棟)・リウマチ内科病棟(整形外科含む)があります。総合診療病棟では、消化器内科・循環器内科・腎臓内科領域の一部疾患を除き、ほとんどの内科疾患を対象とし、各分野の専門医を含む専任の指導医と、シニアレジデント・ジュニアレジデントによる屋根瓦方式のチーム医療と研修医教育を行っています。

総合診療病棟で受け入れていない内科疾患

  1. 消化器内科…肝細胞癌のIVR、肝疾患の侵襲的検査、食道静脈瘤治療、消化器癌の内視鏡治療
  2. 循環器内科…急性冠動脈症候群、ペースメーカー移植術、心臓カテーテル検査
  3. 腎臓内科…慢性腎不全の内シャント手術、内シャントのトラブル・IVR、腎生検
(各専門病棟での受け入れが原則ですが、総合診療病棟でも各分野の疾患を受け入れています…例えば消化管出血や胆道系疾患、心不全、糸球体腎炎、慢性腎不全…etc.)
その他、呼吸器内科、感染症、糖尿病内分泌、膠原病、血液、神経内科、心療内科などは、上記の消化器、循環器、腎臓を含め、すべて総合診療病棟で受け入れています。

募集人員・対象

毎年、10名以内
臨床研修病院での所定の初期研修を修了した者
(2003年以前に卒業した場合には、現在の初期臨床研修に順ずるローテート研修を修了していること)

研修期間・システム

3年目

3年目(後期研修1年目)は、総合診療病棟を含む内科各分野をローテーション研修し、4年目に内科学会認定医受験を目指します。 ただし、3年目から各分野の専門的な研修開始を希望する場合、初期研修2年間の研修状況なども考慮し、集団で検討します。

4年目

4年目以降は、本人の希望により、内科各分野の専門研修コース(循環器、消化器、呼吸器、腎臓、糖尿病内分泌)、総合医・家庭医などを目指した総合診療病棟シニアレジデントのコースを選択します。また、神経内科、膠原病リウマチ、血液分野をサブスペシャリティとして研修したい場合、総合診療病棟、または勤医協札幌病院で各分野の指導医のもとで研修できます。
また、研修医本人の希望や、家族の状況などにも配慮して、北海道民医連に所属する中小病院での地域医療シニアレジデント研修や、半年~数年間の範囲で、診療所の所長・副所長としての研修を行うこともできます。
2004年卒以後のレジデントは、中小病院での内科研修についても認定内科医受験のための研修として認められます。各中小病院では経験ある内科医と、他の診療科の医師も協力して、研修指導にあたります。

研修の一般目標

  1. 人権を守る基本的、総合的な診療能力(主治医能力)を獲得する  
    1. 患者さんを身体的、精神心理的、および社会的側面から全人的に理解し、患者さんや家族と医療の目標を共有する
    2. 総合性を重視した、医学・医療の基本的な知識・技能を修得する
    3. 一人一人の患者さんに応じて問題解決を指向する視点を獲得する
  2. 患者さんの立場に立つ民主的集団医療を実践する能力を獲得する
  3. 医療の社会性を学び、医師の社会的役割を自覚し、医療変革を追求する視点を獲得する

後期研修1年目

病棟研修

  1. 初期研修2年間に内科領域で経験した症例などを検討し、各分野の症例を幅広く経験する。(内科学会の認定医受験資格を念頭においた内容)
  2. 上部消化管内視鏡検査をはじめとする各検査手技などのトレーニング(上部消化管内視鏡検査・腹部US・UCG・骨髄穿刺・CVカテーテル挿入など)
  3. 初期研修医の指導に参加する
  4. ACLSチーム・NST・ICT・倫理委員会など院内の委員会などに参加し、スタッフの一員としてチーム医療や組織運営を学ぶ
  5. 学会発表(最低でも地方会1回以上)、論文執筆(症例報告など)を行う
  6. 病棟運営会議に参加して、病棟運営や病床管理に関わる
  7. ICU管理が必要な重症症例も担当する

外来研修

  1. 1年間を通して外来診療単位を担当し、定期通院する患者の継続した診療にあたる
  2. 定期往診単位を持ち、継続して往診患者の医学管理を行う
  3. 救急外来・当直などの場面で初期研修医の指導にあたる
  4. 健康相談会などでの講師活動を行う
  5. 診療所などの診療支援に参加して、病院での医療要求との違いや診療内容を理解する
  6. 外来業務や診療システムの改善について討論に参加する

後期研修2年目以降

  1. 内科の各専門領域の研修を行うコース(循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・腎臓内科・糖尿病内分泌内科・リウマチ膠原病・神経内科・血液内科・感染症内科など)
  2. 総合診療病棟のシニアレジデントコース(Hospitalist、家庭医、総合診療、卒後医学教育などの分野)
  3. 北海道民医連に所属する各中小病院での地域医療コース
  4. その他、必要に応じて、専門分野の国内留学を行う

共通カリキュラム

引き続き外来研修(一部、専門外来を含む)を行う 病棟運営会議に参加する(看護師長と相談し、実際の病床運用を行う) ACLSチーム・NST・ICT・倫理委員会など院内の委員会に所属し、チーム医療や組織運営を学ぶ 初期研修医など後輩医師の指導に参加する いずれのコースでも、5年目までに臨床研修指導医講習会に参加し、修了すること  学会発表(全国学会)、論文執筆を行う

身分・処遇

北海道勤医協の正職員として、基本給、他、研究手当、当直手当、時間外手当、通勤手当等を支給しています。 健康保険・労災保険・雇用保険・医療賠償保険 年次有給休暇・結婚休暇・育児休暇などあり 宿舎:病院で斡旋します(住宅手当支給) 学会出張:全国学会年に2回(医師免許取得後、経験2年目から5年目までの医師は年1回)までは交通費・宿泊費・日当を支給します

他、医療機関・医育機関との協力・共同

  1. 札幌医科大学地域医療総合医学講座
    インターネットTV会議システムを使ったWebカンファレンスやプライマリケアレクチャーシリーズにも参加し、講師も勤めています。地域医療臨床実習も積極的に受け入れています。
  2. 全日本民医連の中でのネットワーク
    全国の民医連の各施設で、特色あるプログラムと連係して研修することも可能ですし、中央病院も全国から内科の各分野の後期研修医を受け入れています。
  3. 国内留学
    各科の研修内容や、各法人・病院の医療構想で必要とされる場合には、内科部会で検討して、適切な機関で国内留学として出向研修ができます。