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後期研修プログラム概要-整形外科-

※耳鼻咽喉科、産婦人科と小児科は勤医協札幌病院での研修となります。

整形外科 後期研修プログラム

2013年6月現在

日整はもちろん、日本リウマチ学会の専門医資格をも取得できます。
脊椎外科、関節外科、手外科の三分野の主要な疾患について学ぶことができます。子育て・介護などで勤務時間が制限される場合でも研修を受け入れます。

プログラムの特徴

  • 日整会専門医だけでなく日本リウマチ学会の専門医資格をも取得できます。
  • 研修後半期はベテラン科長と2人体制で、実力をつけられます。
  • 無差別・平等の民医連医療を学べます。
  • 民主的集団的医療を学べます。
  • 子育て・介護などで勤務時間が制限される場合でも研修を受け入れます。

概要

卒後臨床研修(2年間)を修了後、日本整形外科学会専門医資格修得を目的とする4年間の臨床研修プログラムです。初期研修の2年目から整形外科研修を開始することも可能です。
リウマチ学会専門医資格も修得することを希望する場合は中央病院で3年間、他施設で2年間の5年を要します。

整形外科のどの分野に進むにせよ必要な幅広い基礎を作ります。1・2年次は中央病院で整形外科医集団の中で修練します。
3,4年次にはベテラン指導医のもとで病棟医長として勤務し、ひとり立ちできる整形外科医となります。 その後に、整形外科特定分野のエキスパートを目指して専門研修に出ます。専門研修後に北海道民医連で勤務する意思があれば、専門研修(国内留学)期間中も北海道勤労者医療協会から給与を支給します。 これまでの専門研修実績:北大、札医大、新潟手の外科センター、福岡大学、和歌山医大、神戸大学、広島大学など

北海道民医連整形外科医療の理念と特徴

医療に恵まれない人びとは、時代とともにその内容は変わりましたが、現代においても、多様な貧困、地域格差、労働環境の悪化などを背景に広く存在しているのではないでしょうか。年越し派遣村に象徴される貧困の増悪、医療崩壊のさなか、私たち北海道民医連は良い医療を無差別平等に、全てのひとびとに提供できるように努めます。

看護師、MSW、理学療法士らと協力・共同して、早期の社会復帰をめざします。患者のための医療を、医師を中心とした多様な職種が対等・平等の人間関係の上に各職種の専門性を尊重し、一体となって患者のための医療を患者の権利と利益を守って医療活動を進めよう。これがわれわれの目指す民主的集団的医療です。

中央病院の特色
札幌市のベッドタウンとして人口の急増する北東部の最前線に位置し、急性期病院として救急車は年間3,201台(2012年度)を受け入れています。そのため、股関節周辺骨折やColles骨折など一般的な外傷手術症例が近年著しく増加しました。

2011年4月には運動器・リウマチセンターを発足。リウマチ膠原病内科医と整形外科医が協力・協働しますので関節リウマチの診断と治療も学べます。

リウマチ症例が多いので、人工関節手術は膝・股関節にとどまらず、肩・肘・手指・足関節に実績があります。年間手術件数は約700件。整形外科指導医が4名で手の外科、関節、脊椎を分担。2011年4月現在後期研修医は3名。集団的に切磋琢磨できます。

研修施設認定:日本整形外科学会、日本手外科学会、日本リウマチ学会

釧路協立病院の特色:
医療過疎地で整形外科専門医療を提供できる病院として、遠く150km先からも患者様に来ていただいています。人工膝・股関節はもとよりですが脊椎外科の症例比率が高いのが特徴です。さらにリウマチ管理患者も急増しており、TKA・THAの症例も中病に勝るとも劣りません。脊椎外科専門医でもあるベテラン科長のもと、全ての手術症例を執刀する機会があります。

研修施設認定:日整会、リウマチ

苫小牧病院の特色:
人工膝・股関節はもとより、腰椎外科もあつかいます。道内でも数少ない手の外科学会認定研修施設でもあり、上肢の外科では苫小牧市内や近隣町村の医療機関から多くの紹介があります。外傷比率がやや高いのが特徴です。整形外科の常勤医師は科長の他には、嘱託医であるため、多くの手術症例を経験することができます。

研修施設認定:日整会、手の外科

旭川 一条通病院の特色:
外来では腰痛、頚部痛、関節痛、打撲、捻挫、骨折等をはじめ、様々な疾患に対応しております。リウマチは内科、整形外科のリウマチの専門医が協力して、毎週火曜日の午後に行なっています。早期からの積極的な薬物療法や関節注射療法,リハビリ療法や、装具治療などを総合して行っております。 また、労働災害にも対応しております。

研修施設認定:日整会

取得できる専門医名

日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医
日本整形外科学会専門医を取得後に、さらに専門的な研修を行うことにより、日整会認定リウマチ医、日整会認定スポーツ医、日整会認定脊椎脊髄病医、および日整会脊椎内視鏡下手術・技術認定医取得、日本手の外科学会専門医への道が開けます。また、同期間中に日本リウマチ学会専門医を取得することも可能です。
 →4年で日整会専門医を取得し、5年でリウマチ学会専門医取得を目指すことになる。

道民医連整形外科一般目標(GIO)

地方中核病院の整形外科に赴任して、医長と2人で切り回し出来るようになる。すなわち

  • 日整会専門医資格取得、または同等の力量を身に着ける(*)
  • 病棟管理ができる
  • 医療保険制度などについての知識と見識を持つ。
  • 後期研修の3または4年目には釧路協立または苫小牧病院でsecond chiefとして勤務する。
  • 後期研修後に専門研修(国内留学)に派遣する。

*【日整会一般目標GIO】→ 整形外科医療の各分野について広い知識と技量を持つ。 主要な疾患の診断と治療方針について述べることができ、 基本的な手術手技を習得する。

道民医連行動目標(SBO)

方略

評価方法

道民医連SBOの評価項目について、自己評価と指導医による評価を行ないます。 毎年、後期研修医とともに本プログラムを見直して「カイゼン」に努めます。

研修修了後の進路

北海道民医連で無差別平等の医療を北海道全域に広げましょう。

専門医取得実績

なし。

労働条件など

日当直には基本的に同世代と同等の条件で入っていただきます。 札幌市内の院所勤務のときには他病院外来や手術助手に定期的にいくことがあります。 北海道内の他病院に短期間の支援にいくことがあります。(外来代診、手術助手、日直・当直など) 勤医協中央病院整形外科では、年次有給休暇の計画的な取得を奨励しています。 道外の全国的学会やセミナーなどは年2回までは公費出張です。それ以上でも医長承認を得れば公費で出張できます。学会参加、学会発表を奨励します。 子育て・介護などで勤務時間が制限される場合でも研修を受け入れます。 北海道勤医協は、2006年度のファミリーフレンドリー企業北海道労働局長賞を受賞しました。ファミリー・フレンドリー企業とは、仕事と育児・介護とが両立できるような様々な制度を持ち、多様でかつ柔軟な働き方を労働者が選択できるような取組を行う企業をいいます。続く2007年も「次世代育成支援認定マーク」の交付を受けました。

 

研修施設・専門医資格等一覧(当院・北海道民医連各病院)

(2013年6月現在)

医師名 卒年 病院 資格
堺  慎 1982年 勤医協中央病院 日整会、手外科専門医
柴田 定 1985年 勤医協中央病院

日整会、手外科専門医、リウマチ学会専門医

大川 匡 1987年 勤医協中央病院 日整会、リウマチ学会専門医
浅岡 隆浩 1987年 勤医協中央病院  
中田 幸夫 1987年 勤医協中央病院  
山内 直人 2004年 勤医協中央病院

日整会

猫塚 義夫 1973年 勤医協札幌病院 日整会、脊椎外科指導医
高畑 直司 1967年 勤医協苫小牧病院 日整会、手外科専門医
田村 正吾 1982年 勤医協苫小牧病院 日整会
真壁 光 2000年 勤医協苫小牧病院 日整会
山内 潔 1977年 旭川一条通病院 日整会、リウマチ学会専門医
芳賀 千明 1983年 旭川一条通病院 日整会
吉岡 猛 1978年 釧路協立病院 日整会、脊椎外科指導医
樋口 和真 1992年 釧路協立病院 日整会、脊椎外科指導医