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医師体制
2018年5月
- センター長
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(専門:呼吸器外科、乳腺甲状腺内分泌外科 北大医85年卒)
日本外科学会専門医・指導医、呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会指導医、肺癌CT検診認定医、
日本胸部外科学会認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医、
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
マンモグラフィー検診精度管理中央委員会読影医 - 副センター長
- 中野 亮司
(専門:呼吸器内科 北大医00年卒)
日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
センターの特徴

呼吸器内科では、肺癌をはじめとして、喘息、肺気腫、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、じん肺を主とする 職業性肺疾患などほとんどすべての呼吸器疾患の診療を行っています。近年増加している肺癌については、呼吸 器外科との共同により、又、放射線治療については他の医療機関と連携をとりながら、化学療法を含む標準的な 診療を行っています。その際、状態によっては緩和ケア科とも連携をとりながら、スタッフ間・本人、家族との 話し合いの上で、個々人の生き方を最大限尊重して治療方針を決定しています。従来から取り組んできた炭鉱夫じん肺症に加え、近年急増しているアスベスト関連疾患の診療にも積極的に取り組んでいます。2008 年3 月からは、 じん肺および石綿健康管理手帳所持者の健診指定医療機関となり、労働者の権利を守る立場で、多職種によりこ の分野の診療に取り組んでいます。
呼吸器外科では、呼吸器外科疾患のほとんどの手術を積極的に施行しています。また比較的高齢の患者さんや 塵肺、肺気腫、肺線維症などの併存症を持った患者さんの手術も積極的に施行しています。肺がんは開院以来約 900 例の手術を経験しています。また進行肺がんに対しても血管形成や気管支形成等を取り入れ機能温存を図り積 極的に切除を施行しています。早期の肺がんに対しては胸腔鏡下手術による低侵襲手術を行っています。自然気 胸の手術例も約300 例以上を経験し、胸腔鏡下手術による早期退院を目指しています。スタッフは国立がんセンター 中央病院や静岡県立がんセンターなどで呼吸器外科の専門研修を終了しています。また道内では数少ない日本呼 吸器外科学会専門医認定機構基幹施設です。
- 原因不明の胸水に対する局所麻酔下胸腔鏡検査(悪性胸膜中皮腫などのアスベスト関連疾患の診断にも役立っています。)
- 肺がんに対する血管、気管支形成術
- 胸腔鏡下手術
- 急性膿胸に対する胸腔鏡下手術
- 塵肺肺がんや悪性胸膜中皮腫などの職業関連の呼吸器疾患に対する手術
たまねぎ通信45号で、肺がん治療について特集しています。
肺がん患者の治癒と長期生存を追及する
ぜひご覧ください。
たまねぎ通信 45号 2018年5月発行
2017年度の実績

※()内は胸腔鏡下切除
(内訳)肺葉切除:35例(19例)
区域切除:5例(5例)
部分切除:9例(7例)
(精査入院、合併症治療、緩和治療を含む)
各種学会施設認定状況
- 日本呼吸器学会認定施設
- 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
- 日本呼吸器外科学会専門医認定機構基幹施設
センター長より一言
呼吸器に関するあらゆる疾患を対象に診断治療をすすめていきます。
患者さんにとって何が一番良い治療であるかを常に念頭において、内科・外科そして病院スタッフ全員で医療を行っていきたいと思っております。
呼吸器センターからのお知らせ
毎月第2火曜日19時より、当院2階みなくるBで開催しています。
医療関係者 どなたでも参加可能です。
読影でお困りの症例やダブルチェックが望ましい胸部画像をご持参ください。
詳細はこちら
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