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放射線診断科の紹介
2020年5月
放射線診断科には一般撮影装置4台、ポータブル撮影装置2台、術中透視装置2台、乳房撮影装置1台、X線TV装置5台(消化管、血管造影、心臓カテーテル)、CT装置2台(64列1台、80列1台)、MR装置1台(1.5T)、RI装置1台(SPECT)、骨密度測定装置1台が装備され、33名の技師体制により検査や治療を行っています。
当院では放射線科医4名によりCT、MR、RIの読影を行い各診療科の画像診断の一端を担っています。また、CT、MR、RI、TV、骨密度検査は自院の検査のみならず、地域の病院や勤医協関連の他病院からも依頼を受け行っています。
放射線診断科 実績 | 2018年度 | 2019年度 |
---|---|---|
一般撮影 | 80,852 |
81,043 |
乳房撮影 | 2,642 |
2,581 |
TV検査 | 5,984 |
5,730 |
胃Ba検査 | 1,868 |
1,527 |
注腸Ba検査 | 95 |
86 |
心臓カテーテル検査 | 1,150 |
1,196 |
脳血管造影 | 70 |
93 |
腹部血管造影 | 69 |
62 |
骨密度検査 | 1,681 |
1,679 |
CT検査 | 23,229 |
23,948 |
冠動脈CT検査 | 559 |
491 |
MR検査 | 5,125 |
5,175 |
RI検査 | 1,070 |
1,043 |
マルチスライスCT(80列)

X線を身体に照射し、透過したX線をコンピュ-タ処理により画像化する検査です。当院では64列、80列のマルチスライスCTを導入し、短時間で細かく広範囲を撮影することが可能となっています。
80列マルチスライスCTの大きな特徴は次の通りです。- 大幅な撮影時間の短縮ができる
- 非常に細かい間隔(0.5㎜スライス厚)での撮影ができる
- 立体的な3D画像化が容易にできる
- 一度に広範囲の撮影ができる

短時間に非常に細かい断面を撮影できるため、心臓の血管である冠状動脈の撮影が可能です。従来、心筋梗塞の原因となる冠状動脈を診るためには心臓カテーテル検査が主で、通常は入院が必要となりますが、CTによる冠状動脈検査では、右腕の静脈から造影剤を注入するだけのため、外来での検査が可能となります。
また取得したボリュームデータから、立体的な3D画像を作成できます。これにより血管や骨・関節、臓器などを3D表示することができ、繊細な立体画像で、平面画像では見にくかった患部も観察しやすく、診断・治療に活かされています。
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