救急診療部

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2017年12月

ERで活躍する研修医たち

救急医療を支える研修医の力

 当院のER は、救急専従医および研修医と内科指導医で構成され、救急総合外来の診療は、認定指導医の監査のもと主に研修医があたっています。臨床医としての知識・技術、人間性を磨くために、初期研修から救急医療の現場を担当します。急総合外来ではさまざまな症状を訴える多くの患者さんを診療しています。

 多数の軽症例の中に存在する一握りの重症例を決して見逃さない判断力を磨いています。

 

疾患を診る力と患者さんを診る力を培う

 初期研修中の研修医は、指導医と2人体制で外来診療を行います。これは、医療の質を保ち、患者さんの安全を守るための診療体制で、指導医は診察の状況を見ながら、診療の合間に研修医とディスカッションします。研修医から「判断した理由や考え方」を必ず聞き、思考プロセスを確かめアドバイスします。

 後期研修に入ると研修医は単独で外来診療を担当しますが、毎週2回、指導医と診療記録を見ながら「振り返り」を行います。自分の判断が正しかったのかどうかを客観的に再検証し、スキルアップへとつなげています。  

救急イキイキ研修医ブログ

救急医療における看護力

患者さんやご家族の不安・混乱へのサポート

 ER とHCU の看護師は救急看護認定看護師を含み、合わせて22人。ER では初期診断・初期治療を行う医師の補助を行いながら、冷静な判断と迅速な動きで緊急患者さんに必要な処置をします。HCUでは、転棟や転院、あるいは退院を目指した看護を行います。

 また、患者さんやご家族の不安や混乱を和らげる精神的ケアも大切な任務です。診察中や検査待ちの患者さんに励ましの言葉をかけ、家族には患者さんの容態が落ち着いたころに状況や経過を分かりやすく説明します。

 ER とHCU の両方で勤務し、初期治療時から回復に向かう姿までの救急医療の一連の経過を確認しながら、自分たちの看護ケアを評価・検証しています。

1日2回のベッド調整会議で一元的に管理

 ベッドコントロールセンターは、各9病棟とHCU、ICU の師長、医事課の担当職員によって組織・運営されています。

 センターの役割は、空床の有効活用と入院患者さんの速やかなベッドの確保です。タイムリーな調整が必要なことから、全メンバーが一堂に会するベッド調整会議を毎朝夕に会議室で開き、一元的に管理しています。HCU は常に5床を空けるように調整し、入院患者さんの24時間365 日受け入れをサポートします。

 ベッド調整会議ごとに更新される空床状況は一覧表にまとめられ、ER の壁面に掲示します。一目で把握できることから、時間を浪費せずに、救急患者さんのベッドを確保することができます。