呼吸器外科

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呼吸器外科の紹介

2016年9月

 呼吸器外科では肺癌を中心に、肺良性腫瘍、気胸、縦隔腫瘍(胸腺腫、杯細胞腫瘍他)、膿胸など殆どの肺、呼吸器疾患の外科的治療を行っています。 当センターの特徴は比較的高齢の患者さんや肺気腫、塵肺等の呼吸器併存症を持つ症例が多く、内科、麻酔科、ICUとの協力で周術期を安全に管理しています。 肺癌は開院以来2015年までに1200例以上の手術症例を経験しています。 体に負担の少ない手術を心がけ、胸腔鏡下での肺癌手術も適応を十分に検討したうえで施行しています。 また進行がん症例に対しても積極的に気管支形成、血管形成を行うことで根治術を目指しています。気胸は1992年より胸腔鏡下に手術を施行しており、 2015年までに約500例ほどの手術を行っています。当院の気胸手術例の特徴は高齢者や塵肺合併気胸、高度の肺気腫症例が多く、内科治療困難例だけでなく、 一般的には手術困難とされる症例に対しても積極的に手術を行うことで早期退院を目指しています。 膿胸についても最近では早期から積極的に胸腔鏡下で手術を施行することで合併症の発症を抑え早期退院を目指しています。 また最近増加している悪性胸膜中皮腫に対する手術も以前より行っており、道内では数少ない長期生存例も出ています。 そのほか、手術不能の進行肺がんによる気道狭窄による呼吸困難例に対しても気道焼灼やステント挿入で自覚症状の改善を進めています。
 呼吸器外科医は2016年4月現在3名が常勤しており、それぞれが国立がんセンター中央病院肺外科や静岡がんセンター呼吸器外科等の国内留学を経験しています。 呼吸器外科学会指導医1名、呼吸器外科専門医2名その他日本外科学会指導医、外科専門医、日本呼吸器外科学会評議員、癌療治療暫定教育医、 癌療治療認定医などの資格を取得しています。また道内で8施設のみが認定されている呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設の基幹施設でもあります。
 
また、甲状腺癌、バセドウ病、原発性副甲状腺機能亢進症等の内分泌疾患に関しても内分泌内科と連携し手術を施行しています。

2015年手術症例

  • • 呼吸器外科手術例:126例
  • • 原発性肺がん手術例:54例
  • • 転移性肺腫瘍:8例
  • • 胸膜縦隔腫瘍:6例
  • • 急性膿胸:12例
  • • 自然気胸:31例
  • • 内分泌外科手術例:23例  (甲状腺癌:18例 バセドウ病:4例 副甲状腺:5例)


  • 学術活動・研究業績