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TOPページ > Social Activity> 北海道胆振東部地震支援

JMAT活動報告2018-9-20


 9日出動から16日帰還までは、予定変更の毎日でしたが、2人のロジ(=ロジスティックの略。災害地で医療活動を展開する人員の確保、医療資器材の手配、被災地における行政機関等との調整役のこと)が難なく調整対応し、 熱血看護師も未知の病院の病棟勤務を、別の病院から派遣された看護師とともに勤務するという激務をこなしました。

 今回最も痛感したのは、先遣隊として現地の医療ニーズを判断し、後続隊の要請を判断することの難しさでした。 当院JMATが主に活動した、むかわ厚生病院の中だけでは判断が難しく、厚真町の医療救護対策本部の会議に毎回参加し、日々変化してゆく復旧状況を感じ取ることとしました。 毎日、様々な問題が勃発していました。12日の会議では、車中泊の被災者が正確に把握されてない事が判明し、炊き出し時刻に日赤医療班が巡回調査に行くことに。 ちょうど同時期からJRATという災害時リハビリ支援チームが被災地に入り始め、被災地での医療ニーズの変化を強く感じました。 DPATという災害派遣精神医療チームも早い時期から派遣されており、御遺族や役場職員、支援者の精神的フォローに従事していました。 厚真町の断水継続状態や、むかわ町の2箇所の避難所の巡回状況、安平町の3医療施設のスタッフ疲労状況などを総合して判断し、他県からの医療班から地元保健所への復旧活動移行をどう支援してゆくかを熟考しました。 結局、日赤が展開している救護所を統合閉鎖してゆく過程を引き継ぐ医療班や道庁の指揮系統のサポートとしてJMAT3隊の追加要請を判断しました。 むかわ厚生病院の医療支援では、手稲渓仁会病院JMATと北大JMATと共同して活動しました。地震による、落下物の影響で頭部や顔面の怪我が多く、当日縫合された患者の創部管理が多かった印象があります。 抜糸用の剪刀や、抜鉤用のリムーバーが不足し、ベテランロジが医療資機材を貰いに、苫小牧市内の3病院を駆け巡ることがありました。ロジの薬剤師は、むかわ厚生病院で地元薬剤師の疲労に対応すべく、薬剤師として急遽勤務する二刀流も経験しました。 当院JMATが帰還する頃から、看護協会から災害支援ナース6名が派遣され、避難所を巡回する保健師のサポートや、避難所への24時間常駐などが始まっていました。
 準備が肝要と、何度も言われていることですが、今回の出動では熱血メンバーが、毎日流動的なミッションに何とか臨機応変に対応する経験を得て無事帰還できたことが何よりの収穫だと思います。

<救急センター長 田口大>



9/11のJMAT活動報告2018-9-12


 メンバーは一部を除き一旦札幌の自宅に戻り、9/11早朝に札幌を出発し鵡川に向かいました。 勤医協チームは安平・追分地域の医療機関を訪問し、現在の診療状況を調査しました。現段階でも通常診療が再開できない医療機関もあります。その最中にも余震がありました。
 住民の方は、徐々に避難所から自宅に帰り始めています。まだまだ日常生活通りとはいきませんが、少しずつ地域は動き始めている様子です



JMAT活動開始!2018-9-11


 勤医協中央病院チームは鵡川厚生病院への支援が中心で、9/10は医師当直・病棟日勤看護の支援に入りました。 また、渓仁会チームと共に厚真町に合流し、日赤チームと鵡川町の避難所訪問に回っています。鵡川町内も建物が崩落している部分あるようです。
厚真町の支援は、日赤が主体となって本部機能を構築していますが、鵡川や穂別の避難所には手が回っていないとの報告が寄せられています。

     

   


避難所訪問 第3弾出動2018-9-11


 東区の避難所は、9/10(月)15時より各小学校から東区体育館に集中されました。東保健所とも連携をし、夕方医師・看護師・事務合計5人で訪問しました。

避難所には50名ほど避難されており、ペットがいるので車中泊で夜避難されている方や入院させてほしいと話されている方などがいました。 保健師から5件の避難相談票が提供され、対応しています。秋元市長も避難所に来ており中野副院長と懇談し、市としても出来るだけのことを進めていると話されていました。



 
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北海道医師会からJMAT要請あり出動2018-9-10


 北海道医師会から当院にJMATの出動要請があり、医師・看護師・薬剤師・事務を派遣しました。 地震直後より、苫小牧を拠点に全国からDMATが招集され避難場所への支援が開始されていました。 被災後48時間以降はJMAT活動へ移行される時期となり、第一陣として9日11時に市立苫小牧病院での本部会議に参加し、 勤医協中央病院チームと手稲渓仁会チームの2チームが鵡川厚生病院に向かいました。 本格的な支援活動は10日から14日を予定しています。熊本震災時の経験を活かしての活動で、“勤医協中央病院救急車”で現地に出動しています。



避難所訪問に2チーム出動 2018-9-10


 震災後の停電状態が続く中、東区内でも19か所の避難所に市民が避難されています。 9/7(金)夕方、中央病院の近くにある避難所2ケ所(東苗穂小学校、札幌小学校)に、チームを作り東区保健所の保健師さんと合同で訪問しました。

 「地震で家具が倒壊して後片付けが終わらない」「地震の揺れの感覚が残っている」「電気や水も戻っているけど、余震も心配で家には帰れない」 「脳外治療中で体調も悪いし薬の少なく不安」「地震前より体調不良だったが、ますます体調不良」などの訴えがありました。

 9/8(土)13時半からは前日に引き続き東保健所と連携して近隣避難所2ケ所(元町小学校、元町北小学校)を訪問しました。
体調不良の方、持病のある方、骨折したが入院できず自宅待機のひとり暮らしのお年寄り人など避難されていました。
 今後も、状況を見ながら避難所訪問の検討を進めていきます。

   


札幌市東区は震度6弱2018-9-10


5:45 玄関でトリアージ

5:54 玄関前掲示

14:30 待合室を治療ブースに変更して使用


9/6(木)3時8分、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生し、北海道厚真町で震度7を観測しました。札幌市東区は震度6弱で、停電にもなりましたが、当院は3時40分災害モードを発令し災害救急受入を開始しました。


翌日9/7(金)には準災害モードに切り替え、制限はありますが通常診療を開始しています。

〇予約診療 一部制限がありますが9/7より再開
〇諸検査  9/7より実施可能
〇勤医協バス 道路陥没などのため一部ルート変更していますが 9/10(月)運行再開




14:30 トリアージ記録

16:00 玄関でトリアージ


南富良野水害災害支援記録

熊本地震支援支援記録

東日本大震災支援記録