内分泌外科(甲状腺・副甲状腺)

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診療内容

2021年8月

頸部エコーを施行する機会が増えるにつれ、微小癌が発見されることが多くなっています。悪性度が低いと考えられる場合は患者さんと相談のうえ、経過観察することも多々あります。手術適応と判断された場合は、根治性を損なうことなく機能温存や美容的観点からオーダーメイドの治療を心がけています。

対象疾患

  • 甲状腺がん、バセドウ病・原発性副甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患

治療や検査

  • 甲状腺がん:手術は根治性を損なうことなく機能温存や美容的観点にも配慮しています。副甲状腺は極力温存し、自家移植も併用して術後のカルシウム内服を回避しています。術後の反回神経麻痺回避のため、術中から反回神経の温存に留意し、腫瘍に取り巻かれている場合も極力腫瘍から剥離することで機能温存を図っています。甲状腺全摘症例のほとんどは局所再発抑制のため、術後に放射性ヨードによる内照射を併用しています。美容的観点から皮膚切開創だけでなく創の縫合にも留意し、細い吸収糸で埋没縫合を行っています。
  • 良性甲状腺腫瘍:美容的観点から5cmほどの側頸部横切開で手術することもあります。
  • バセドウ病:放射線治療が充実し手術例が減っていますが、内科的治療困難例や内服薬の副作用出現例、早期での治癒を望まれる例、巨大な甲状腺腫例などは手術を施行しています。術後再発予防のため残存甲状腺量を極力少なくし、かつ副甲状腺機能温存、反回神経麻痺の回避、美容的な創の管理をしています。
  • 副甲状腺機能亢進症:腺腫症例には術前エコーを併用し小切開での手術を行っています。慢性腎不全に伴う2次性副甲状腺機能亢進症は腎臓内科と協力し積極的に手術を行っています。

特徴

  • 内分泌内科と連携し、治療しています。

診療実績

甲状腺、副甲状腺手術実績(1-12月) 2018年 2019年 2020年
甲状腺腫 3 5 3
バセドウ病 5 5 4
甲状腺がん 8 7 10
副甲状腺 3 5 4
合計 19 22 21

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